女子プロレス「スターダム」の岩谷麻優(23)が24日、女版“レインメーカー”就任を誓った。

 ハイスピード王座とタッグのゴッデス・オブ・スターダム王座(パートナーは紫雷イオ)を保持する岩谷に、大チャンス到来だ。28日の大阪市生野区民センター大会ではイオ、宝城カイリと最強3人娘を初結成し、6人タッグのアーティスト・オブ・スターダム王座(王者は松本浩代、ケリー・スケーター、イーヴィー組)に挑戦するのだ。

 岩谷は「3冠王になりますよ。間違いない」と豪語するが、自信の源はデビュー以来こだわってきたドロップキックだ。「垂直跳びであんなに高く跳び、両足が揃っていてフォームがきれい」という新日本プロレスのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(28)を毎晩のように研究し、質を高めてきた。1月21日に都内で行われた東京スポーツ新聞社制定プロレス大賞表彰式では初対面。だが本人を前にして「『ドロップキックにこだわっていて、女子プロ界一だと自負してます。参考にさせてください!』って言うつもりが、緊張して『ド』の字も出てこなかった…」と写真撮影をお願いするのがやっとの結果に…。

 それでも「女子版のオカダ・カズチカさんというか、ドロップキックイコール岩谷麻優にしたい」と語るビジュアル系天然娘が、偉業達成へ視界良好だ。