超戦闘プロレスFMWが16日、記者会見を開き、団体の命運がかかる26日の東京・後楽園ホール大会にまたまた新たな「ルール」が加わった。

 同大会では、メーンの6人タッグ戦(大仁田厚、保坂秀樹、X組VS雷神矢口、NOSAWA論外、サブゥー組)で大仁田厚(58)率いるFMW軍が雷神矢口のW★INGモンスター軍に敗れるか、会場が満員にならなければFMWは解散することになっている。一方、大仁田はこの試合にW★ING軍の持つFMW認定ストリートファイト6人タッグ王座をかけることを要求していた。

 この日の会見に大仁田も出席させた矢口は、タイトル戦を認める代わりに「土産が必要」と逆要求。その条件として、この試合の勝者に大会の興行収益にあたる700万円をかけることを提案した。W★ING軍はこれを元手に4月27日の後楽園大会をW★ING軍主催興行として買い取るという。

 これを大仁田とFMWの山近義幸オーナー(54)が了承。山近オーナーは手際よく小切手も作って、賞金争奪マッチとなった。

 この結果、メーンイベントは「FMW認定ストリートファイト6人タッグ選手権試合・賞金700万円争奪・ストリートファイト有刺鉄線ボード&バリケードマット・バンクハウス・トルネード・ランバージャック+公認凶器OKデスマッチ」と、信じられないほどの数のルールが積み重なることに…。大仁田も何度も団体のホームページを見ながら「さらに長くなったな…」と試合の名前を確認するほど。前代未聞の王座戦は果たしてどうなるのか?

 また、同大会のタッグ戦に出場を予定するグレート・ニタの“召喚役”を、賀茂神社の岡田能正禰宜と人気セクシー女優の紗倉まな(22)が務めることも発表された。