史上最年少3冠!宮原の次なる目標は…

2016年02月13日 16時00分

史上最年少の3冠王者となった宮原

 全日本プロレスの3冠ヘビー級王座決定戦(12日、東京・後楽園ホール)で、宮原健斗(26)がゼウス(34)を下し第55代王者となった。史上最年少の3冠王者には今後、苦境にある全日本を救う「宿命」も課される。覚悟十分の宮原は、新エースとしてリング外での活動も視野に動き始めていた。それは…。

 

「オレはこの3冠のベルトがこのタイミングでこの手にあるのは宿命だと思っています」。26歳11か月での戴冠でテリー・ゴディの持つ29歳2か月の史上最年少戴冠記録を2年以上も塗り替えた宮原は、喜びもほどほどにこう覚悟を口にした。

 

 試合では原爆固め封じを狙うゼウスの執拗な腰への攻撃で何度もピンチに。しかし最後は23分20秒、腕ごとロックするシャットダウン式原爆固めで勝負を決めた。4度目の挑戦で悲願のベルトを手にした宮原は「今、全日本って誰がいるんですか?とかよく言われて、オレはただただ悔しかった。これからは仲間と一緒に新しい全日本を見せていきたい。その先頭に立っていく」と、新エースとしての決意を語った。

 

 団体の支柱として目指す姿がもう一つある。それは「スイーツ真壁」だ。「3冠王者として世の中にもっとアピールしてメディアに出るには、特技とか趣味とか、強みが必要になってくる。そのために何か、隙間でもいいから他のレスラーにない特徴を身につけたい。(新日本プロレスの)真壁(刀義)選手がスイーツで注目されているみたいに…」

 

 そこで「そうだ、資格取ろう」との結論に至った。どんな資格なら世間の需要があるのか。考えた末に、たどり着いたのは意外なものだった。「今はまず“就活コンサルタント”(キャリアコンサルタント)の資格を取るための勉強をしている。練習の合間にいい息抜きにもなる。3冠の後は、試験を受けるつもり」

 

 新エースは人気面でも団体を支える必要がある。そこで必要なことはまずメディアへの露出。そのためならばイメージ外の資格も、トレーニングの合間を縫った勉強も辞さない。

 

 もちろん、就活コンサルタント以外の資格も、めぼしいものがあれば狙っていく。

 

 試合後は大森隆男(46)が挑戦を表明。これをすかさず受諾した宮原がリング内外で王者として全日本を引っ張る。