<ノア31日・横浜大会>鈴木軍のボス・鈴木みのる(47)は潮﨑豪(34)を一蹴し、新たなメンバーを迎えた。

“劣化版小橋建太”と断罪した潮﨑を「どうした小僧~」と小バカにしながら攻め続けた。右腕をロープ越しの腕ひしぎや腕固めで締め上げ、必殺のチョップを封じた。対する潮﨑が反撃に移ろうとロープに走ったその時だった。共に全日本プロレスからノアに移ってきたセコンドの金丸義信(39)が突如、足をつかんだのだ。

 さらに黒い鈴木軍Tシャツを誇示した金丸は飛び付き式DDTを潮﨑に決めると、最後はみのるがゴッチ式パイルドライバーで勝利。GHC挑戦を狙う潮﨑の野望をアッサリ砕いた。杉浦に続く「第2の時限爆弾」と予告していた裏切り者は金丸だったのだ。

「俺はカネと力が欲しいんだ。アイツ(潮﨑)のお守りなんかしてられるか!」と吐き捨てた金丸の横で、みのるは「2つとは言ってないぞ。どこにあるかな~、いつかな~?」とさらなる裏切り者の存在も示唆。一方の潮﨑は、マイバッハのマスクを脱いで素顔に戻った谷口周平(39)に救出されて控室に運ばれた。