潮崎 ノアに恩返しのGHCヘビー級王座挑戦

2016年01月27日 16時31分

みのる戦の必勝を誓う潮崎

 ノアの若武者が26日、ベルトへの熱い思いを激白した。31日のノア横浜文化体育館大会で鈴木みのる(47)との一騎打ちに臨む潮崎豪(34)は、引退危機を救ってくれたノアに恩返しするためGHCヘビー級王座挑戦を誓った。

  この日、潮崎はオフ返上で早朝から神奈川県内のジムで、とことん体をいじめ抜いた。大粒の汗を拭いつつ「今の俺はとにかくリング上で見せないといけない。勝たなきゃいけない戦いだし、勝てばその先が確実に見えると思う」と横浜決戦へ腕をぶした。

 若手時代の2006年7月16日、日本武道館大会でみのると初対戦した時は、何もできずに完敗した。

  約10年ぶりのリベンジはもちろん、気持ちが高まる要因がある。ノアへの思いだ。

  潮崎は全日本を退団して昨年10月からフリーになった。11月20日の後楽園大会でノアマットに再登場するまでの“空白期間”について「夢というか、かなうことがなかったカードを実現させたいっていう希望もあった。でもどこも上がるリングがなかったら、レスラーとして死んでいるのと一緒。身を引かないといけないっていう不安があった」と明かす。実はこの時、デビュー12年目にして初めて引退の危機にさらされていたという。

  不安を打ち消すように過去の試合映像を何度も見た。中でも04年7月24日ディファ有明大会のデビュー戦(潮崎、本田多聞組対秋山準、橋誠組)が心に響いた。ひたむきにプロレスを楽しんでいる自分がいた。忘れていた感情がよみがえり、再び古巣のマットに立ちたい気持ちが芽生えた。

 「羽ばたく舞台を与えてくれたんですから、感謝してる。だからこそ自分が先頭に立って引っ張ることがノアの力になる。そのためにもベルトは必要」。

  前王者みのるを下せば、同大会のメーンで行われるGHC戦(丸藤正道対杉浦貴)勝者への挑戦も見えてくる。原点回帰した男は1・31横浜決戦に向けて突っ走る。