新日退団会見の中邑“棚橋のケツに火つける”

2016年01月26日 16時00分

新日本でのラストマッチに腕をぶす中邑

 新日本プロレスの中邑真輔(35)が25日、1月限りでの退団に際し記者会見に臨んだ。新日プロへの感謝を述べた中邑は、ラストマッチとなる壮行試合(30日、後楽園)に腕をぶした。また2月以降に挑戦が確実視される米国WWEでは、くしくも会見と同時刻に前IWGPヘビー級王者・AJスタイルズ(37)が登場。中邑の胸中はいかに――。

 

 この日の会見で中邑は2002年に入門して以来13年間を過ごしてきた新日プロに対し感謝の言葉を述べた。「『こんなレスラー、他にいなかったな』と思いました。すべてが自分にとってかけがえのないものに感じられる」と珍しく感慨深げな表情を浮かべた。保持していたIWGPインターコンチネンタルベルトもこの日限りで返上となった。

 

 所属最終戦となる後楽園大会ではオカダ・カズチカ、石井智宏と組み棚橋弘至、柴田勝頼、後藤洋央紀組と対戦する。中邑は「個人としてはまだ振り返るところではないと思っている。リングの上を旅する人種というものは、リングから降りない限りは物語が続いていくものだと思っていますので」と、あくまで平常心で臨むつもりだ。

 

 終生のライバル・棚橋は、かつての新闘魂三銃士における自身の役割を「長男坊」と称し「(中邑が)新日本を心配になることもあるかもしれない。それを断ち切るために、俺のすごさを見せつけます」と宣戦布告していた。だが中邑は「例えが微妙だな…そんなこと言ってる時点で安心できない(笑い)。このまま卒業式みたいになっても面白くないよね。(棚橋の)ケツに火をつけて気持ちよく終わろうかな」とニヤリ。皮肉まじりに“有終の美”を予告し、最後のライバル対決に闘志を燃やした。

 

 一方で、退団後の挑戦が確実視されるWWEでは、くしくも会見と同日同時刻に行われていたPPV大会「ロイヤルランブル」にAJが電撃登場。1月4日東京ドーム大会でIC王座戦を戦ったAJは、中邑と同時期にWWE参戦が噂されていた。

 

 これに対し中邑は「『(お前も)レスラーだね』ってとこですね」と語るにとどまったが、常に新たな刺激と挑戦を求める己のレスラー像と相通じるものを感じ取ったに違いない。AJ、そして数々の世界的スーパースターたちが待つリングへ。

 

 その時は刻一刻と近づいている。