曙が4月中旬「王道」旗揚げ戦開催

2016年01月25日 16時00分

曙は馬場さんの写真の前で、元子夫人(左)に王道継承を約束した

 元横綱曙(46)の新団体「王道」の旗揚げ戦が4月中旬に都内で開催されることが24日、分かった。近日中に正式発表される。故ジャイアント馬場さん(享年61)の新たな後継者に名乗りを上げた曙は、両国国技館進出を究極目標に再スタートを切る。

 

「旗揚げ戦の概要がほぼ決まりました。肉体が正面からガンガンぶつかって、頭から血が出るような激しいプロレス。それを体現したい」と曙は表情を引き締めて語った。会場やカードについては詰めの段階に入っており「日本を代表するパワーファイター数選手が賛同してくれている」(王道関係者)とのこと。近日中にも詳細が発表される模様だ。

 

 大きな夢もある。“故郷”である両国国技館進出だ。「天龍さんの引退試合(昨年11月15日)は感動した。自分の団体で国技館のメーンを張る。『王道』を名乗るからには、それぐらいの気持ちでやっていきたい」と曙は胸を張った。

 

 気持ちを奮い立たせる機会もあった。馬場さんの誕生日(23日)に都内で行われた「しのぶ会」に初めて出席。元子夫人(76)から献杯の発声を任せられ、馬場さんの写真を前に「王道」旗揚げ戦の成功を誓った。事務所も馬場さんの自宅に構えただけに、失敗は許されない。

 

「気が引き締まった。新しい世代を育て上げる責任もある。旗揚げ戦も本当は地方でやりたかったんですよ。地方に住んでいる方々のほうが(元横綱の看板を)分かってくれるし、反応も大きい。いずれは日本全国を回りたい」

 

 元子夫人も「私は裏から応援することしかできませんが、横綱ならしっかりと馬場さんの遺志を継いでくれると思います」と大きな背中を押した。「僕は今でも全日本プロレスが大好きです。秋山(準)社長も尊敬している。でもやりたいことがあるから外へ出た。外から全日本を刺激できるような団体にしたい」と曙。新たな挑戦が始まる。