【プロレス大賞授賞式(21日)】技能賞を獲得した本間朋晃(39=フリー)は、2016年の野望にIWGPタッグ王座を保持する真壁刀義(43=新日本プロレス)との最優秀タッグ受賞を掲げた。

 デビュー19年目にして歓喜の初受賞を果たした苦労人は、原付きバイクで会場入りという受賞者史上でも例を見ない荒業を敢行。ひのき舞台でも他の受賞者からイジられっぱなしだった本間は「さんざん鈴木みのるから『こけしが当たらないのに技能賞はおかしいだろ』と言われた…。確かに当たらないかもしれないけど、普通の人があんな効率の悪い技をやったら当たる確率は0。俺は(たまに)当たるから! その心意気を技能に換算してもらいたい」と、何だかとても苦しい反論を展開した。

 ともあれブレーク中のこけしは、新日プロ4日東京ドーム大会で真壁とタッグ王座を獲得するなど今年も絶好調。「IWGPタッグを防衛し続けて、真壁さんと最優秀タッグを取りたいです。実は昨日(タレントで占い師の)島田秀平さんに手相を見てもらったんですが『今年はすごくいい年になる』と。前厄とか関係なく、調子に乗っていきますよ!」とさらなる飛躍を誓っていた。