【プロレス大賞授賞式】胆のう全摘出の長与が車イスで強行参加 病名明かした

2016年01月22日 11時00分

大仁田(右)に車イスを押されて入場する長与

【プロレス大賞授賞式(21日)】第42回東京スポーツ新聞社制定「2015年度プロレス大賞」授賞式が21日に東京・千代田区のKKRホテル東京で行われ、胆のう全摘出手術を受けて入院中だった女子プロレス界のカリスマ・長与千種(51=マーベラス)が車イス姿でサプライズ登場した。

 この日最大の驚きは最優秀タッグ賞の2人だった。大仁田厚(58=大仁田厚プロレスリング)の入場曲「ワイルド・シング」に乗ってカリスマコンビが登場すると、会場は大きなどよめきに包まれた。赤いスエットの上下に身を包み車イスに乗った長与を、大仁田が押しながら入場してきたからだ。登壇する際にも長与に肩を貸して支える。痛々しい姿ながらも、パートナー愛があふれるシーンは感動の渦を巻き起こした。

「初めてプロレス大賞をいただきましたが、ビックリしました。こんなにすごい賞なんですね」。18日に都内の病院に入院し、19日に胆のうの全摘出手術を受けた。手術は1時間の腹腔鏡で行われ、無事に成功。主治医に外出許可をもらっての“強行参加”だった。

 実は本紙報道で手術を受けることを公にしてから、心配するファンの間では「重病説」が飛び交っていた。長与は「石がすごかったんです。胆石症ですね。まだ痛いですけど、もともと奇跡的に痛みがないまま入院した。遅かれ早かれ手術した方がいいということだったので」と説明。本来なら1週間ほど入院する予定だったが、デビューを控えた若手選手の練習を見るため、22日に退院することを決めたという。

 手術翌日から歩くリハビリを開始しているが、1か月は激しい運動ができないため、リング復帰は早くても3月初旬となる。大仁田からは「元気な姿を見られて良かった。だけど(2人で保持する)爆破王タッグは返上して、再起しよう」と提案されたが、「まだ返上しなくていいかなって思います」と強気に言い切った。カリスマ健在を見せつけた長与が、完全復活に向けて動き出す。

※胆石症=胆のうや胆管に胆汁成分からつくられた結石(石のような塊)ができる病気。腹痛、発熱、黄疸(おうだん)などの症状を伴うが、症状が出ない場合もある。

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