諏訪魔退院で宣言 6月3冠に挑戦だ!

2016年01月19日 16時00分

退院した諏訪魔

 右アキレス腱を完全断裂した全日本プロレスの諏訪魔(39)が18日、入院していた神奈川県内の病院を退院した。復帰まで最低でも半年を要する重傷で、暴走男はレスラー人生最大の危機に立たされた。それでも諏訪魔は早期復帰を約束。返上した3冠ヘビー級王座を夏前には取り戻しに行く決意を固めた。

 

 松葉づえ姿で病院を出てきた暴走男を出迎えたのは、一面の銀世界だった。「1週間ぶりに退院だっていうのに、こんな日に限って雪か…。クソッ!」と吐き捨てた諏訪魔はかなりナーバスになっている様子だった。

 

 2日の後楽園大会では秋山準(46)から3冠ベルトを奪取し、最高の形で新年のスタートを切った。ところが、試合中に右アキレス腱が完全断裂していたことが後になって判明。12日に緊急入院し、13日に手術を受けた。手術は成功したものの、1か月はギプスで固定するため安静を強いられる。しかも負傷後、3試合に強行出場したため、回復が遅れる可能性もあるという。リング復帰までは半年以上を要するとの診断も受けた。

 

「とにかく『悔しい』のひと言だよ。3冠王者としての務めを全うできなかった…」。主力の退団が相次いだ昨秋からの悪い流れを断ち切ったかに見えた矢先だけに失望と憤りは計り知れず、しばらくは身を隠すことも考えたという。

 

 それでも動けないままベッドの上で横たわっていると、プロレスのことしか考えられなかった。「大会をどうしようとか、技をどうしようとか。病院でやったらプロレスで(患者を)元気づけられるかな?とも思った。頭から離れなかった」。その焦燥感が早期復帰への思いを強くした。

 

 2月12日の後楽園大会では諏訪魔が返上した3冠王座をかけて宮原健斗(26)とゼウス(33)が対戦する。2人には直接フォールを取られていることもあり「試合については何も言わねえけど覚えておけよ。戻ったら両方ぶっつぶして、すぐにベルトをブン捕ってやるから。早ければ6月だ!」と予告。夏前の復帰と王座返り咲きを誓っていた。