紫雷イオ大逆転で初防衛!そして世界へ…

2016年01月18日 16時00分

イオ(上)は鮮やかなムーンサルトプレスで宝城を葬った

 女子プロレス「スターダム」の旗揚げ5周年記念大会(17日、後楽園ホール)で行われたワールド・オブ・スターダム選手権試合は、王者の紫雷イオ(25)が挑戦者・宝城カイリ(27)を下して初防衛に成功した。

 

 成長著しいライバルにさすがの王者もピンチの連続だった。序盤の場外戦では南側入場ゲートの上からムーンサルトアタックを狙ったものの、動きは完全に読まれていた。逆にダイビングエルボーで反撃され、場外カウント19でリングに戻るのがやっと。ここから劣勢が続いた。

 

 しかし「私は女子プロ界を背負わなきゃいけない存在。そこの違いが出た」(イオ)と言うように責任感が王者の背中を押した。

 

 流れが変わったのは20分過ぎだ。宝城のスライディングDをかわすと、一気に反撃。ジャーマン4連打から相手のお株を奪うダイビングエルボーを決めると、最後はムーンサルトプレスで29分31秒の激闘を制した。

 

「まだまだ超えさせない。この5周年大会は終わりじゃない」。メモリアル大会を締めくくったイオには新たな使命も加わった。この日は初の欧州遠征(5月20~22日、スペイン、英国、フランス)を行うことが発表されたのだ。しかもロッシー小川社長(58)によると、世界8か国の強豪が集うトーナメントが開催され、かつて最高権威として君臨した旧NWAのような新連盟が認定する世界王座が新設される予定という。

 

 日本代表として出場が決定的となっているイオは「そのベルトを取ったら世界一ですね。スターダムをメジャーにして世界進出。イオがトップを走り続けます!」と誓い、世界進出に向けて胸を高鳴らせていた。