新日退団・中邑が海外進出を選んだ意外な理由

2016年01月18日 16時00分

試合後、ベルトを肩にライオンマークを見つめる中邑

 1月31日付で退団する中邑真輔(35)にとって最後のシリーズとなる新日本プロレスとメキシコ・CMLLの合同興行「ファンタスティカマニア」が17日、高知で開幕した。12日の正式発表以降初めての試合に臨んだ中邑は、海外に活躍の場を求めることの経緯とともに、新たな挑戦への考えを本紙に激白した。

 

 ――12日に退団が正式に発表された。反響は

 

 中邑:東スポの1面に載ったのを見た近所の人から、職を失ったと勘違いされてしまって「できることがあったら言って」と言われたくらいですね(笑い)。まあ本人的には周りほど大騒ぎすることではなくて。世界はつながっているし、この世から消えてなくなるわけではないので。

 

 ――WWEへの挑戦が確実視されている。現段階で具体的には語れないだろうが、やはり海外を意識しての退団か

 

 中邑:今しかない。年齢も含め理由は総合的なもので決断した。新日本においてやりたいようにやってきたし、2015年がある種、十二分にできたかな。会社も上昇気流でキャリア、年齢が下の人間も台頭した。自分の生き方として「新たな刺激」は常に言ってきた。(海外に)身を投じることの不安はありますけど。

 

 ――海外志向が強まった要因は

 

 中邑:もとをただせば「なるほど!ザ・ワールド」が好きだった(笑い)。新日本だとイタリア遠征(05年)の時ですかね。獣神サンダー・ライガーが圧倒的(な人気)で憧れたし、以来常に意識はしていましたね。

 

 ――退団はいつ決断したのか

 

 中邑:自分の口で団体に伝えたのは昨年12月ですけど…。プロポーズに似てるのかな。ジワジワと状況が整ってきて、目に見えない何かに動かされたというか。

 

 ――30日の後楽園大会では壮行試合(中邑、オカダ・カズチカ、石井智宏組vs棚橋弘至、柴田勝頼、後藤洋央紀組)が決定した

 

 中邑:ありがたいですね。そこに棚橋がいて、オカダも立っている。用意してもらって、快く送り出してくれる新日本に感謝しています。

 

 ――2月以降の予定は

 

 中邑:とりあえず海外に行くってことぐらいですね。これまで意識してきたことが(海外での評価として)形になってきた。いかなる状況においても自分を投影できるか、でしょうね。

 

 ――噂されるWWEについての印象は

 

 中邑:世界最大規模の団体ということは知ってますが、あとは実は何にも知らないんですよ。

 

 ――新たな挑戦に向かう上で一番の目標は

 

 中邑:(これからも)中邑真輔として歩み続けること、ですね。