新日本プロレスの棚橋弘至(39)が15日、都内のホテルで行われた「第50回テレビ朝日ビッグスポーツ賞」で「ワールドプロレスリング賞」の表彰を受けた。

 壇上で棚橋は「スタッフ、選手、全員の力を借りながらプロレスをますます盛り上げていきます。会場の皆さん、愛してまーす!」とあいさつし、拍手を浴びた。会場には多くのアスリートが詰め掛け、棚橋は他分野の選手と積極的に交流。なかでもなでしこジャパンで国民栄誉賞を受賞し、昨季限りで引退した澤穂希さん(37)から「いい体してますね~」と褒められたという。澤さんとの写真も撮影したという棚橋は「子供がサッカーやってるので自慢できますよ」とホクホク顔だった。

 一方でトップアスリートと触れ合うことで多くの刺激を受けたようだ。棚橋は「たくさんのアスリートと話せましたよ。水球の選手はプロレスを見てくれていて。柔道の松本(薫)選手とも話しました。他のスポーツをリスペクトする気持ちはもちろんですが、同時に“プロレスも負けていないんだぞ”という気持ちが強くなった。より一層、世の中にプロレスを発信していきたいですね」と決意を新たにした。