大仁田 曙に格闘技マット完全撤退勧告

2016年01月15日 16時00分

大仁田(上)は葛西の背中に机の破片をフルスイング

 邪道・大仁田厚(58)が14日、元横綱曙(46)に格闘技マットからの完全撤退を助言した。昨年大みそかの新格闘技イベント「RIZIN」(さいたまスーパーアリーナ)でボブ・サップ(41)に流血判定負けしたことを酷評すると、今後は「王道」ではなく「邪道」を名乗れと厳命。再起の場としては、5月に電流爆破デスマッチの舞台を用意すると申し出た。

 

 ライバルと認めた男の“惨劇”に大仁田も黙ってはいられなかった。「格闘技のリングに上がる意味がなかったと思う。流血して止められたら、プロレスラーとしてどうしようもない。ルールに負けた。俺が思うにここは撤退するべきだな」と厳しい口調で話した。

 

 元横綱は昨年大みそかのRIZINでサップと格闘技ルールで12年ぶりに対戦したが、パンチで後頭部から出血。試合途中の2R判定負けという不完全燃焼に終わった。だが、そもそも3冠ヘビー級王座を獲得するなど全日本プロレスで実績を積み上げながら、9年ぶりに格闘技のリングに上がったこと自体が理解できないという。

 

「なんで全日本に入ったのかを考えろよ。(ジャイアント)馬場さんの教えから相手の技を受けることを身に付けるためだろ!? 格闘技とは根本的に違うんだよ。もう『王道』は名乗らない方がいい。曙は邪道だ。会社名も『邪道』にして人生を遊べよ」と提案。さらに「もう一回、俺と爆破をやろうじゃないか。5月29日に大磯ロングビーチで待ってる。こっちは流血しても試合は止めないから安心しろ」と同地で予定する興行で爆破対決の再開を呼び掛けた。

 

 また、東京スポーツ新聞社制定2015年度プロレス大賞で最優秀タッグ賞を獲得したパートナーであり、ともに爆破王タッグ王座を保持する長与千種(51)が19日に胆のう全摘出手術を受けることになり、長期欠場の可能性が出ている(本紙既報)。

 

 そこで「早く帰ってこい。もしタッグベルトが返上になっても、また取りにいけばいい。俺はその間にシングルを取り返す」と2月21日の超花火プロレス神戸大会で爆破王ベルトを保持するTARU(51)への挑戦を表明した。

 

 この日は芸能事務所「アップルスター」が手掛ける後楽園ホール大会で葛西純(41)組とデスマッチ対決。机の破片で頭部をブチ抜くなど大暴れした。「2016年、未知の強豪をじゃんじゃん爆破のリングに上げるんじゃ!」。邪道は今年も話題を振りまきそうだ。