新日本プロレスは12日、公式サイトで中邑真輔(35)が1月31日付で退団することを正式発表した。

 中邑は2002年のデビュー当初からトップ戦線で活躍。「キング・オブ・ストロングスタイル」の異名を取り、棚橋弘至(39)とのダブルエース体制で、新日プロを10年以上にわたり支えた。

 かねて海外志向が強く、退団後は米・WWEに挑戦することが確実視される。団体も中邑の意思を尊重し、昨年12月末に行われた契約更改で、契約が切れる1月末での退団を了承したとみられる。

 保持するIWGPインターコンチネンタル王座は返上し、2月14日の長岡大会で新王者決定戦が行われる。中邑の所属ラストマッチとなる30日の後楽園ホール大会では「壮行試合」の開催が決定。中邑はオカダ・カズチカ、石井智宏と組んで棚橋弘至、柴田勝頼、後藤洋央紀組と6人タッグ戦で激突する。終生のライバル・棚橋との最後のマッチアップだ。

 中邑は25日に会見を行う。