ケニー・オメガが新日退団の中邑、AJを糾弾

2016年01月12日 16時00分

ケニーは新日マットの勢力図を一気に塗り替えるつもりだ

 新日本プロレスのケニー・オメガ(32)が11日、退団が決定的な中邑真輔(35)とAJスタイルズ(37)を一刀両断にした。外国人軍「バレットクラブ(BC)」からAJを追放した張本人は、その真意を告白。さらには王者・中邑の返上が確実なIWGPインターコンチネンタル王座に対しても、次期王者の“資格あり”を主張した。

 

 新日プロは年明けから大きな転換期を迎えることになった。今月限りでIC王者・中邑の退団が確実となり、前IWGP王者・AJも新日マットを離脱した。ともに米国・WWEへの挑戦が有力視されている。

 

 トップ選手2人が抜ける一大事の中、次のキーパーソンと目されるのがケニーだ。ケニーは5日後楽園大会のタッグ戦で中邑からフォール勝ちを収めた後、AJをBCから追放し新日プロ離脱のきっかけをつくった。

 

 ケニーはAJについて「彼がこれからWWEに行くかどうかは分からない。ただ遅かれ早かれ、同じことが起きていたということは確かだ」と口を開いた。下克上の理由を「仲間が窮地に陥ったとき、試合に乱入してでも助けたことが一回でもあったか? 彼はBCのためではなく自分がファンから注目されるためだけに試合をしていた。それはリーダーとは言えない」と説明。今後は自身がBCの中心的役割を担う覚悟を明かした。

 

 さらに、中邑に勝利したことでヘビー級転向とIC挑戦も掲げていたが、30日の後楽園大会が新日プロ所属ラストマッチとなる中邑はICベルト返上が決定的。このため新王者決定戦が行われる見込みだ。

 

「当然中邑からベルトを取りたかった。もしこのままいなくなるなら、それは俺から逃げること。自分勝手」と“前王者”を糾弾するケニーだが、その目は早くも新王者決定戦に向いている。「次に取るベルトはICだ。中邑に勝ったんだから、その資格が俺にはあるはずだ。ICはベストバウトが多く生まれたイメージ。ベストバウト製造機の俺にふさわしい」。激動期は裏を返せば勢力図を塗り替える大チャンス。ケニーは一気にトップ戦線に浮上できるか――。