W―1チャンピオンシップは挑戦者の火野裕士(30=フリー)が征矢学(31)を撃破し、第7代王者に輝いた。

 K―DOJOを退団してW―1に乱入した昨年11月から約1か月半で、リアル・デスペラードの火野が一気に頂点に立った。

 豪快なジャーマンで試合のペースを握り、激しいラリアート合戦を制すると、必殺のファッキン・ボムで激闘に終止符を打った。

 驚異的なスピードでのベルト奪取劇に「それだけ自分が強かったということ。前の団体はそこまで有名な団体じゃなかったけど、やっていることは間違ってなかった」と勝ち誇った。試合後のリング上では田中稔(43)が挑戦を表明。

 火野は「どうなっても知らんぞ。後悔するなよ」と受諾し、2・10後楽園大会でのV1戦が決定した。