丸藤の野望!ノア武道館再進出だ

2016年01月10日 16時00分

杉浦(左)にトラースキックを浴びせた丸藤

 ノアのGHCヘビー級王者・丸藤正道(36)が9日、かつての“聖地”日本武道館に再進出する野望を掲げた。団体旗揚げ15周年イヤーの集大成だった昨年12月23日の大田区総合体育館大会が大成功に終わったことを受け、ビッグマッチの開催に確かな手ごたえをつかんだ様子。実現に向けてまずは杉浦貴(45)との初防衛戦(31日、横浜文化体育館)に全神経を集中させる。

 

 王者として新年のスタートを迎えた丸藤は、後楽園ホールでの開幕戦前に「若い選手もデビューしてきてるし、ノアに戻ってきた選手もいて、明らかに2015年とは違う風景があると思う。その中で自分が中心じゃないといけないし、意味がない」と強い決意を述べた。

 

 昨年12月23日の大田区大会では鈴木みのる(47)からついに王座を奪還。時を同じくして、潮﨑豪(33)と金丸義信(39)がノアマットに復帰し、今年から中嶋勝彦(27)も所属になった。12年末の大量離脱を機に低迷が続いたが、上昇気流に乗った手ごたえをひしひしと感じている。

 

 だからこそ王者として、さらなる高い位置に団体を持っていく。「まだまだやることがたくさんある。ビッグマッチで人が埋まっているとやっている方も気持ちいいし、大きい会場を埋めるためにも日々の試合を大切にしないと。日本武道館に持っていきたい? それはもちろんある。年4回とかやっていたからね。夢は大きく」と真剣な表情で口にした。

 

 初めて同王座を巻いたの06年9月9日の武道館大会(対秋山準)。GHCヘビーとの出会いは当時「方舟の聖地」と呼ばれた場所だった。だが単独開催では10年12月5日大会を最後に撤退し、有明コロシアムなどにビッグマッチを移した。3210人超満員の観衆を集めた大田区大会の約5倍の収容規模を誇るが、その信念は揺るがない。

 

 この日のメーンではノアを裏切り、鈴木軍に新加入した杉浦とタッグ戦で前哨対決。激しいチョップを打ち込んでいったが、髪を金色に染めたかつての盟友はイスを使い、場外戦に持ち込んでくるなど完全に“暗黒面”に落ちていた。最後はパートナーのマイバッハ谷口が沈められたが「絶対に繰り返さない!」(丸藤)と1・31横浜での初防衛戦に向けて巻き返しを宣言。聖地帰還の夢を実現させるため、まずは王座防衛に全力を注ぐ。