WWE挑戦の中邑に藤波がエール

2016年01月08日 16時00分

藤波は「動く」という

 新日本プロレスを退団し、WWEに挑戦することが明らかになった中邑真輔(35)に、日本人として史上2人目のWWE殿堂入りを果たした“炎の飛龍”藤波辰爾(62)が7日、エールを送った。

 

 WWWF(WWE)ジュニア王座通算52回防衛などの実績を誇り、昨年のホール・オブ・フェイマーに名を連ねた藤波は、“世界”を目指すレスラーが少ないことに苦言を呈していた。中邑は藤波が新日プロ社長を務めていた2002年に入門しデビュー。もともと海外志向が強く、総合格闘技戦に出撃する一方で、米国へ単身武者修行を繰り返した。

 

 そんな下積み時代を知る藤波は「世界に目を向けるのはいいこと。今しかできないことがある」と挑戦を歓迎。「一時期総合に出ていたけど、彼自身キャラを変えて新しい発見があった。ここからどう変わっていくか、俺も見たい」と期待を込めた。藤波によれば、WWEは「大きな看板も通用しない。すべて現場が判断する」。一軍に昇格するための査定はシビアだという。成功の条件は、何より英語力の習得だと助言した。

 

 一方、藤波は今年のテーマを「動く」に設定。「今年はいろんなことを公私ともに動いてみようかな」と意味深な笑みを浮かべた。25日には音楽と格闘技のコラボイベント「GUM ROCK FES. In 日本武道館」で、11年9月以来、4年4か月ぶりにライバルの長州力(64)と一騎打ち。「リングに上がれば自然と体勢が取れる」と臨戦モードを整えた。