ノアのGHCジュニアタッグ王者・原田大輔(29)が5日、ジュニア2冠奪取を誓った。

 小峠篤司(30)と同王座を保持する原田は、31日の横浜文化体育館大会でタイチ(35)、TAKAみちのく(42)組とのV2戦に臨む。初防衛戦(昨年12月23日、大田区総合体育館)のエル・デスペラード、TAKA組に続いて鈴木軍との連戦になるが「まだ鈴木軍が上という印象が払拭できてない。今度こそ終わらせる」と表情を引き締めた。

 特に2016年にかける思いは強い。06年8月5日の大阪プロレス・デルフィンアリーナ大会(対小峠)でデビューしており、10周年の節目となるからだ。それだけに「シングルも取って、夏までにベルトを2本持っていたい」と大きな目標を掲げる。

 GHCジュニアの2冠はこれまで杉浦貴(45)と金丸義信(39)しか達成しておらず、史上3人目の快挙を狙う。野望達成に向けた準備も怠りない。鉄人・小橋建太(48)のように年末年始のオフ返上でトレーニングに明け暮れた。ジュニアの実力者が、メモリアルイヤーをばく進する。