【新日本プロレス1・4東京ドーム大会】ROH世界選手権は王者のジェイ・リーサル(30)がマイケル・エルガン(29)の怪力を封じて、5度目の防衛に成功した。

 180センチ、111キロと圧倒的なパワーを誇るエルガンに対し、リーサルは自慢の跳躍力で対抗。トペ・スイシーダ3連発を放つと衝撃で鉄柵が折れ曲がった。それでも、エルガンのパワー殺法は止まらない。雪崩式ファルコンアローで叩きつけられたリーサルは、なおもパワーボムの体勢に抱え上げられた。だがその瞬間、「真実の本」と称された一冊の本を取り出し、エルガンの脳天を一撃。最後は必殺のリーサルインジェクション(変型ドライバー)で辛くも王座を死守した。マネジャーのトゥルース・マルティーニと勝ち誇ったリーサルは「このベルトが欲しいヤツは誰でもかかって来い」と新日勢に挑戦を促した。