IGFの大みそか決戦「INOKI BOM―BA―YE 2015」(東京・両国国技館)で、総帥アントニオ猪木氏(72=参議院議員)が恒例の「猪木劇場」で、危ないトークを繰り広げた。

 白のはかまに赤いタスキの衣装でリングに上がった猪木氏は、高校に侵入して女子高生の制服を盗んだとして逮捕された元お笑いコンビ「キングオブコメディ」高橋健一容疑者(44)に、前日のイベントで闘魂ビンタを食らわすプランがあったことを明かした。

 同容疑者の逮捕と所属事務所から解雇されたことを受け、このプランは流れたというが「今日は今野、今野はいないのか?」となぜか元相方の名を連呼。今年の“書き納め”でも、白紙に「金米(キンコメ)」と書いて観衆を苦笑させた。

 猪木氏は試合後の会見では「早く新しい人に出てきてほしい」と話した。