【超花火プロレス茨城・水戸大会(9日)】大会前に出場全選手が集められ、オッキー沖田リングアナから大仁田厚(58)、長与千種(51)の東京スポーツ新聞社制定2015年度プロレス大賞「最優秀タッグ」受賞が報告された。選手たちから祝福の声を浴びた2人には、有刺鉄線が巻かれた特製ケーキが贈られ、8日に51歳の誕生日を迎えたばかりの長与は感激しきりだった。

 試合後はしつこいTARUの要求により、15日の「しゃちほこ超花火」(愛知・名古屋市露橋スポーツセンター)の大仁田、長与組対TARU、前泊よしか(元クラッシャー前泊)組戦がV2戦に緊急決定した。大仁田は「賛否両論ある受賞だと思うけど、それで結構。俺と長与さんの役目は後輩、そしてファンに『プロレスはすごい、面白い』と伝えること。これからも2人にしかできないプロレスをやっていく」と語り、長与と熱い抱擁を交わした。