曙支援の元子夫人 これまで通り全日本プロレス・秋山社長もサポート

2015年12月05日 10時00分

曙(左)を支援する元子氏。6月にキャデラックも贈呈した

 全日本プロレスを退団してフリーとなった元横綱曙(46)が、新会社「王道」を設立。故ジャイアント馬場さん(享年61)の新たな後継者となった。

 馬場さんの自宅に個人選手のオフィスが構えられることは異例中の異例だが、馬場さんの夫人である元子氏(75)は6月にも馬場さんが愛用したキャデラック(約600万円相当)を曙に贈呈している。おおらかな性格と規格外の肉体を持つ元横綱には、すべてにおいて日本人離れしたスケールを誇っていた馬場さんの姿が重なるのかもしれない。

 気になるのは相談役も務めている全日本プロレスとの関係だ。元子氏は「私が表に出てどうこうするということは一切ありません。場所を提供するだけ。曙さんは曙さんで、秋山社長は秋山社長で頑張ってくれればそれでいい。全日本を応援する姿勢は変わりません」と明言している。

 かねて秋山社長については「馬場さんの五男坊」と公言しており、後方からのサポートは続く方針だ。横浜市内の事務所兼道場はもちろん「チャンピオン・カーニバル」など馬場さんが創設したシリーズ名の使用も従来通り認められる。

 退団者が相次いで激震に見舞われている全日プロだが、秋山社長を中心に残ったメンバーで再興へ向かいつつある。新たな看板を掲げた曙。そして全日プロの歴史を背負う秋山社長。再び交わる日も訪れるに違いない。今後はそれぞれの「王道」を追求していくことになる。