ノアのGHCジュニアタッグ王者・小峠篤司(30)が2日、サッカー元日本代表MF森島寛晃氏(43)にメジャーへの“再昇格”を誓った。

 23日の東京・大田区総合体育館大会では鈴木みのる(47)率いる「鈴木軍」との4大タイトル戦が組まれ、小峠は原田大輔(29)とのコンビでエル・デスペラード、TAKAみちのく組と初防衛戦を行う。「ボクらがしっかり守れば、流出しているベルトも全部戻ってくるはず。流れを作りたい」とVへの自信は揺るぎない。

 モチベーションも高まっている。大阪プロレス時代から親交がある森島氏がアンバサダーを務めるJ2のC大阪も、6日に福岡とのJ1昇格プレーオフ決勝戦を控えているからだ。

 小学生時代からサッカーを始め、GKとして活躍した小峠は「C大阪にはJ1に戻ってきてほしい。J2だとメディアの露出も観客動員も違う。ノアもベルトを失って降格しているような状況。ここでベルトを取り戻して、日本武道館で興行をやっていた時代のようにメジャー団体に“再昇格”してみせる」と誓った。

 森島氏には会話の端々から刺激を受けてきたという小峠は「日本代表でも活躍され、C大阪一筋でやってきた。引退後もチームを盛り上げようと活動されているところにひかれます。チーム愛を感じますね。負けずにノアを盛り上げたい」と断言。くしくもこの日、森島氏から「頑張ってください」とのメールが届いた。方舟マットの再興請負人としてV1は絶対に譲れない。