【キューバ・ハバナ1日(日本時間2日)発】IGF総帥のアントニオ猪木参院議員(72)が来年のキューバ大会開催へ弾みをつけた。

 当地でキューバの外務大臣、スポーツ長官と相次いで会談した猪木氏は「来年の興行の話とか、ISの問題を話し合いました」と話し、暗礁に乗り上げていた計画を修正したことを明かした。また、カリブ海に浮かぶ猪木島には担当者2人を派遣。観光人気の異常な高まりで「とにかく飛行機が取れない」と直接足を運ぶことはできなかったが、インカやアステカの莫大な財宝を積んだ沈没船引き揚げに向けて第一歩を踏み出した。

 一方、猪木氏は親交のあるフィデル・カストロ前国家評議会議長(89)に“密書”をしたためたことを告白。「こっちに事務所を置こうかなと。平壌にも置いてあるんですけど。ムッフフ」と話すなど、約15年ぶりのキューバ訪問で闘魂外交がフル回転している。