2016年は“積極外交”だ、オイ! 全日本プロレスの諏訪魔(39)がリアルジャパンプロレス(RJ)に初参戦することが27日、決定した。12月9日の東京・後楽園ホール大会で佐藤光留と組みスーパー・タイガー、アレクサンダー大塚組と対戦する。

 RJ本部に足を踏み入れた暴走専務は「初代タイガーマスク直系の弟子の打撃は相当なものがあるはず。あえて受けてその上で勝つ」と宣戦布告するや「自分自身もエボリューションとしても、これから外に目を向けていこうと思っていた。今から戦いたくてしょうがない」と早くも目をランランと輝かせた。

 これまでノア、大日本、天龍プロジェクトなどへの参戦はあるものの、諏訪魔は“王道マットの暴走専務”を基本としてきた。しかし「俺は天龍(源一郎)さんの引退興行(15日)でやらかしてしまった。引退に花を添えられなかったことに悔いがある。いつかは花を添えられるようこれからもいろんな話題を提供したい。その一発目がこの試合。もう団体の垣根なんていらない」とズバリ。RJ継続参戦とともに、さらなる他団体侵略を示唆した。

 となると大ブーイングを浴びて“やらかしてしまった”際の相手・藤田和之(45)と、IGF「INOKI BOM―BA―YE」(12月31日、東京・両国国技館)での再戦も視野に入っているのか? だがこれには「年末は俺は忙しい。年越しはツーリングと決めてるんだよ」とはぐらかした。果たして…。