往年の名レスラー、ニック・ボックウィンクルさんが現地時間14日、死去したことがわかった。80歳だった。WWEの公式サイトなどが伝えたもので、詳しい死因などは明らかになっていない。


 大学時代はフットボール選手として鳴らしたニックさんは、1950年代半ばからプロレスラーとしての活動をスタート。父ウォーレン・ボックウィンクルさんと“鉄人”ルー・テーズさんに師事し、メキメキと上達してトップレスラーの仲間入りを果たす。



 通算4度、AWA世界ヘビー級王座を獲得し、2007年にはWWEの殿堂入りを果たしている。



 来日経験も豊富で、日本プロレス、国際プロレス、全日本プロレスに参戦。特に全日プロではジャンボ鶴田さんとAWA王座をめぐって、名勝負を繰り広げた。