丸藤12・23GHCヘビー最後の挑戦

2015年11月09日 16時00分

早くも視殺戦を展開する丸藤(右)とみのる

 12月23日のノア東京・大田区総合体育館大会でGHCヘビー級王者の鈴木みのる(47)に挑戦することが決定した丸藤正道(36)が8日、背水の陣を敷いた。

 

 この日行われた「グローバルリーグ戦」優勝決定戦(後楽園ホール)でAブロック1位の丸藤は鈴木軍のBブロック1位、シェルトン・X・ベンジャミン(40)と激突。2012年8月の新日本プロレス「G1クライマックス」で一度だけ対戦し、7分で完敗した難敵だ。

 

 この日も規格外のパワーに手こずり、苦しい展開が続いた。それでも20分過ぎ、攻め疲れが見えた相手を見逃さなかった。不知火・改をはさみ4度もの虎王を命中させると、最後はポールシフトから移行する奥の手・変型エメラルドフロウジョンで3カウントを奪った。

 

 鈴木軍の優勝を阻止したことで、ノアは何とか解散を免れた。だが「今日がゴールじゃない。ベルトを取り返して、やっとみんなが本当の笑顔になれる」という丸藤の言葉通り、年内最後のビッグマッチとなる12・23大田区大会で勝つまでは祝杯を挙げるわけにはいかない。

 

 特にみのるには3月15日の有明大会でベルトを奪われ、5月10日の横浜大会でも奪還に失敗。今年2度も敗れているからだ。「次が最後? そうだね。これで逃したら、自分の存在価値はゼロに等しくなる」と認めたように3連敗となれば、タイトル戦線からの撤退を余儀なくされる。「気持ち的に今まで以上のものがある。必ず取り返す」。退路を断った丸藤が、17年間のレスラー人生をかけた大勝負に出る。