邪道・大仁田厚(58)が28日、12月22日の超戦闘プロレスFMW東京・後楽園ホール大会に全日本プロレスの3冠ヘビー級王者・曙(46)の招聘を要請した。

 大仁田率いる「FMW軍」とNOSAWA論外率いる「W★INGモンスター軍」の一連の抗争で、同大会から団体名がFMW改めW★INGになることが決まっている。だが大仁田は「世の中の道理って知らねえのか? そもそもお前、FMWの株を買ったのか? 1株も持ってねえなら発言権なんかないだろ!」と珍しく正論をかざしてNOSAWAに猛抗議。

 結局、12・22大会ではオーナーの山近義幸氏が保持する79%のFMW株をかけ、改めて5対5の対抗戦が行われることになった。「レインメーカーじゃないけど、どっちがカネの雨を降らせるかやってみようじゃねえか。あと、それなりの大物を連れて来いよ。曙とかな」と邪道はW★ING軍に要求した。

 30日の群馬・桐生大会で初タッグを組む曙とのコンビで全日本の世界タッグ王座挑戦を表明し、曙からは「まず試合で見せろ!」と返答がきたばかりだが…。最終的に組むのか戦うのか? 邪道と元横綱の駆け引きは、年末まで続きそうだ。