9日のW―1東京・後楽園ホール大会で、モノマネ芸人とのタッグ王座「F―1タッグチャンピオンシップ」が復活。初代王者決定戦が行われ、武藤敬司(52)、神奈月(49)組が、征矢学(30)、スギちゃん(42)組を下し初代王者となった。

 試合は、全日本プロレス「F―1タッグ選手権」時代からリング&各種営業で息のあった武藤組の独壇場だった。神奈月が馳浩文部科学大臣(54)になりきり「こっちの土俵に潜り込んで来いよ」と、モノマネをする気のない対戦相手に説教を食らわすなどノリノリだ。

 追い込まれたスギちゃんは、ブレーク前の不発キャラ「おっぱい先生」を遮二無二投入。巨乳からのスプレー攻撃で武藤を悶絶させる場面も。

 しかし、最後は神奈月の閃光魔術にスギちゃんが沈みカウントスリー。“W武藤”はスギちゃんが番組の企画で買った648万円の高級時計まで強奪し、ご満悦の様子だった。