「DDTドラマティック総選挙2015」の結果発表が7日に東京・後楽園ホールで行われ、タレント兼プロレスラーの赤井沙希(28)は11位で選抜入り(25日の後楽園大会出場)を果たした。

 全58選手がエントリーした今年の選挙で269票を獲得し、2年連続の選抜入り。昨年の6位から順位こそ落としたものの「ありがとうございます。これからも自分でできる役割を大切にしていきたいと思います」と感無量の表情を浮かべた。

 それだけ今年の総選挙では重圧に苦しめられていた。出場試合数がわずか3試合にとどまった上、投票対象となるグッズがなく不利な状況。選挙活動で配布するために作製したティッシュのデザインにパクリ疑惑を指摘する心ない関係者も現れ、メンタルが不安定…いや繊細な赤井は神経性胃腸炎を患った。

 酒の力で現実逃避を試みたが、胃はますます荒れた。マージャンに手を出そうとするも、ルールを覚えられず失敗。「始まってからずっと総選挙中は胃が健康だったことがなかったですね…。内臓も肌もボロボロになりました」。プロレスでできた傷やアザに加えて総選挙のプレッシャーによる肌荒れを、収録や撮影のたびにひた隠しにした。

 こんな日々が続いていては…と、タレント廃業危機にまで瀕していたという。

 いくらなんでも思い詰めすぎの気もするが、中間発表では選抜ライン以下の26位だっただけに、赤井もようやくこれで安堵。今後の躍進はもちろんのこと、まずは持ち前の美肌を復活させることが期待される。