千葉・袖ケ浦市長選(10月18日告示、同25日投開票)に出馬する意向を固めたことが明らかになった元参院議員・大仁田厚(57)の周辺が29日、騒がしくなってきた。
大仁田の事務所関係者は出馬について「問い合わせが殺到していますが、大仁田個人でやっていることまでは把握していません」と答えた。また主戦場とする「超花火プロレス」を運営する「ファースト・オン・ステージ」には各地のプロモーターとファンから問い合わせが相次ぎ、対応に追われていた。
その大仁田はこの日、袖ケ浦市内にいた。商店街を歩き「プロレス生活40周年記念 イジメ撲滅キャンペーン 袖ケ浦大会(7月25日、袖ケ浦市臨海スポーツセンター)は大成功に終わりました。袖ケ浦市民の皆様に心から感謝致します」というお礼メッセージが書かれたチラシを配布していた。
しかし出馬については「昨日も言ったけど、ノーコメント。こうして市民の方にお礼を言うため、あいさつしているだけですよ」と話すにとどまった。一方で「それより、福山雅治さんが結婚したね。FMW時代だったと思うけど、同じ長崎県人という縁でラジオ番組に呼ばれたことがあった。自然体でいいヤツだった。俺のファンだと言ってくれ、俺も『桜坂が好きです』と言ったんだ」と懐かしそうに語り、渦中の同郷人を祝福。さらには「長崎県人は突発的に物事を決めるんだよ。福山さんも俺と同じ“血”が流れているんだな」と意味深な言葉も残した。