IC王座初防衛戦の中邑がアンダーソンを警戒

2015年09月29日 16時00分

中邑はアンダーソンとの初防衛戦に「助かった」

 新日本プロレスのIWGPインターコンチネンタル王者・中邑真輔(35)が28日、カール・アンダーソン(35)とのV1戦を大歓迎した。

 

 27日の神戸大会で後藤洋央紀(36)を破り王座返り咲き。直後のリング上でアンダーソンの挑戦表明を受け、11月7日大阪大会での初防衛戦が決定的になったが、中邑にとっても渡りに船だ。

 

 なぜか。独特の手法によってIC王座の価値を飛躍的に向上させ、絶対王者の名をほしいままにしてきたとはいえ、今回が実に5度目の戴冠。「やり尽くしたというか輝かせるだけ輝かせて、それなりの地位に持ってきたつもり。やり残したことがないかってのは探してみないと」と、長期的にIC戦線に関わってきたゆえの苦悩もある。「頭の中までインターコンチネンタル色(白色)ですからね。ノープラン」と白紙だった第5次政権の防衛ロードに、挑戦者のほうから現れてくれて「助かった」というのが正直な心境だ。

 

 もっとも挑戦者は今夏のG1で中邑と後藤を撃破。王者も「プライオリティー(優先順位)はもともとカール・アンダーソンにあったんでしょう」と、実力は認めざるを得ない。さらに挑戦表明時のアンダーソンの口ひげになぜか米粒がついていたことに、不気味な気配を感じているという。「弁当を食ってる最中に居ても立ってもいられなかったのか、それともマイクロチップかなんかだったのか…」

 

 いずれにせよ、並々ならぬ意気込みの表れと分析。必殺ガン・スタンで新日トップ陣から次々と金星を挙げてきた挑戦者に警戒心を強めている。