ゼロワン・大谷 本気のジュニア再転向

2015年09月24日 16時00分

高岩(右)とのコンビで約15年ぶりにジュニアのベルトを巻いた大谷

 異例の再転向だ。23日、ゼロワン東京・後楽園ホール大会で減量に成功した大谷晋二郎(43)が高岩竜一(43)をパートナーにNWAインターナショナルライトタッグ王座を奪取した。

 

 高岩のラブコールを大谷が受ける格好で今回の挑戦が実現。一時期はストレスによる暴飲暴食で108キロまで増量したが、この日の公開計量では99・7キロでパス。リミットの100キロを切ることに成功した。

 

 初代IGWPジュニアタッグ王座も獲得(1998年8月)した2人だ。体重さえクリアすれば怖いものはない。焦った王者の菅原拓也(31)、“brother”YASSHI(33)組が奇襲に出たが、高岩が慌てずに超竜ラリアートでなぎ倒すと、大谷もフライングニールキックを発射してキレのある動きを見せる。

 

 最後は「ジュニア7冠王者」時代をほうふつとさせるスワンダイブ式ミサイル弾が菅原の後頭部にグサリ。この一発で3カウントを強奪した。

 

 同じく高岩とのコンビによる第4代IWGPジュニアタッグ以来、シングルも含め約15年ぶりに軽量級のベルトを巻いた大谷は「またジュニアの最強タッグを目指す。ただのジュニア再転向じゃねえぞ!」と豪語した。

 

 この日のセミではインターナショナル&世界ジュニアヘビー級2冠王者・田中稔(42=W―1)がV3に成功するとリングに上がり無言の挑発。重圧を受けた王者の口から「次は大谷晋二郎とタイトルマッチだ!」と約束を取り付けた。やや調子に乗っているような気がしないでもないが、とにかく“ジュニア戦士・大谷”が華やかに再スタートを切った。