蝶野正洋(51)と小橋建太氏(48)が総務省消防庁の啓発イベント「救急の日2015」でタッグを組むことを25日、都内で発表した。

 2003年5月に東京ドームでGHCヘビー級王座を争った2人(剛腕ラリアートで王者・小橋の防衛)が、救急救命啓蒙に「強力タッグ」を結成する。

 同庁で会見した蝶野は「救急救命に関心を持ったきっかけは、三沢(光晴)選手がリング上で亡くなったこと」と語り「個人個人で講習を受け、救急救命の知識を持つべき。スポーツ選手以外の一般の人でも、知識があれば、いざという時あわてない。例えば高齢者や、幼い子供のいる家庭は知っておく必要がある」と熱弁を振るった。

 これに今月、第1子となる女児を授かったばかりの小橋は「親の目線で、もっと勉強していきたい」と一瞬パパの顔をのぞかせた。

 2人のトークショーは9月6日、東京・アクアシティお台場で行われる。