IGFが14日、記者会見を行い8・29両国大会に澤田敦士(31)、橋本大地(23)、藤田和之(44)、青木真也(32)の4選手が参戦することを発表した。

 グダグダだ…。当初「カード発表」とされていた会見は急きょ「参戦選手発表」に変更になった。出席した澤田と橋本も戦うのか、組むのか、そもそも無関係なのかも分からず、困惑するしかない。

 いつも以上にテンパっている井野恒広報を横目に、大地は「戦いたいのは鈴木秀樹」「大みそかトーナメントに出て、賞金1000万円を取る」と次回大会と関係ないコメントを連発。しかしさすがに空気を読むと「一緒に練習したときも、寝技にいくとツタのように絡み付いてくる。去年12月、エキシビジョンはやったが一度プロレスでやってみたい」とやや強引ながら青木戦に興味を示していた。

 一方、澤田は6・27名古屋大会で病院送りにされた藤田に対し「このままじゃ終わらない」と一応は宣戦布告を放ったものの、タッグ結成の可能性もあると聞くやトーンダウン。「俺は子供たちの明るい未来のために戦う」と芸術家のように抽象的な言葉を残し、サッサと会見場から姿を消した。