棚橋「G1」を勝って新日の中心に戻る!

2015年07月30日 12時00分

プロレス4コマギャグ「しんにち!」(C)まつもと剛志/白泉社 (C)新日本プロレス

 ヤングアニマル連載中の「しんにち!」のコミックス第1巻が29日に発売された。この漫画は、プロレス界の盟主・新日本プロレスと萌え4コマの旗手・まつもと剛志が描く新境地にして、真骨頂、萌えるプロレス4コマギャグだ。今回このコミックスの発売を記念して「100年に一人の逸材」棚橋弘至選手の特別インタビューをお届けする。

 ——この度、「しんにち!」の単行本第1巻が発売されることになりました!

 棚橋:凄くうれしいですね! こうして単行本化になるということは、それだけ読者のかたの反響があるということでしょうし、このマンガは完全に棚橋弘至がメインなので、ボクもどんどん宣伝していきたいと思います(笑)。さっき読み返してみたんですけど、自分が天然で描かれているところは、好感度アップにも繋がると思うので(笑)。

 ——「しんにち!」のたなはしくんは、実際のご本人の性格に似ている部分は?

 棚橋:ありましたね。実はボク、自分のことを“あざとい”と思う部分があるんですけど、それも結局は“素”なんですよね。そういう自分の裏表がない部分が、周りからは天然だと思われているような気がします(苦笑)。でも、このマンガは全般的に、僕を含めてレスラーの特徴をうまく捉えてますよ。後藤(洋央紀)のちょっと抜けてるところとか(笑)。

 ——棚橋選手のお墨付きですね。

 棚橋:ただ、読んでいてちょっと悔しいのは、中邑(真輔)がおいしすぎやしないかな、と(苦笑)。クールなところがカッコいい感じですよね。まあ、レスラーという人種はもともとキャラが立ってますけど、とくに新日本のレスラーはマンガ向きなんじゃないですかね。クセがあるというか。

 ——レスラーはクセ者揃いだ、と。

 棚橋:実はボク、自分のことをクセがないほうかと思ってたんですけど、「しんにち!」を読むかぎりではそんなことないというか(苦笑)。あと、このマンガの特徴として、レスラーの “プロレス愛”がきちんと表現されているので、やる側としてはうれしいです。この作品は「ヤングアニマル」をご覧のプロレス初心者のかたにも、プロレスというジャンルの魅力が伝わりやすいと思いますし、プロレスマニアがニヤリと笑う小ネタも落とし込んであるので、さまざまな読者に幅広く楽しんでもらえるマンガになっているのかな、と。

G1制覇を誓った棚橋 (C)まつもと剛志/白泉社 (C)新日本プロレス

 ——なるほど。さて、新日本では人気選手が総当たりリーグ戦を行う、毎年恒例の「G1 CLIMAX」が開催されています。もちろん、棚橋選手も新日本のエースとして活躍が期待されますが?

 棚橋:今年は過去最多の19大会が開催されるということで、身体が持つか心配ですね(苦笑)。世界でもこれだけの規模のリーグ戦は類を見ないですし、肉体的にも精神的にもタフな男じゃないと戦い抜けないというか。でも、優勝すればそれだけ価値のあるものを手にすることができるので、新日本の至宝であるIWGPヘビー級王座とはまた違った頂ですよね。

 ——棚橋選手はIWGPヘビー級王座の最多戴冠回数を誇りますが、「G1」のほうは07年以来、優勝からしばらく遠ざかってますね。

 棚橋:もう、8年もたつんですねえ。まあ、今回の「G1」は25周年という節目の年なんで、記念大会好きの自分としては、是が非でも獲りにいきたいですね! やっぱり、節目の大会というのは人々の記憶にも残りやすいと思いますし。

 ——では、今回の「G1」は、記憶と記録に残る活躍に期待したいと思います。

 棚橋:任せてください! 今年前半はIWGPのベルトを落として、個人的には足踏みしたところもあるので、一気に新日本の中心に戻るためにも、この「G1」を制して波に乗りたいですね! 「しんにち!」の発売に合わせて、リングでもインパクトを残したいと思います!

☆たなはし ひろし=IWGPヘビー級王座の最多戴冠7回を誇る新日本のエース。その安定した試合運び、そして「愛してま〜す!」とのマイクアピールでファンの心を捕らえる。1976年11月13日、岐阜県出身。181センチ、103キロ。得意技=ハイフライフロー。今年の「G1」はAブロックに出場中。

◇ヤングアニマル公式サイト http://www.younganimal.com
◇まつもと剛志先生公式ブログ「Thank you Berries☆」 http://majisuto.blog91.fc2.com/