新日本プロレス「G1クライマックス」(26日、広島大会)Aブロック公式戦で、矢野通(37)はNWAヘビー級王者の天山広吉(44)から初白星を挙げた。天山がダイビングヘッドバットを仕掛けた際に互いの額が激しく衝突し、両雄が額から大流血する大荒れの展開に。

 最後は矢野が金的攻撃2連発からの逆さ押さえ込みでくせ者の本領を発揮したが、ダメージの大きさからか普段の憎まれ口を叩くことなく会場を後にした。