8月23日両国大会でKO―D無差別級王者のKUDO(年齢非公表)に挑戦する“荒鷲2世”坂口征夫(41)が、けじめの一戦に勝利した。

 次期挑戦が決まりながらも、7月5日の博多大会ではタッグ戦で入江茂弘に敗れるという失態を演じ、この日はシングル戦で汚名返上に臨んだ。パワーと強靱な肉体に苦戦しながらも、得意の打撃で追い込むと最後はランニングニー「神の右膝」でリベンジに成功した。

 試合後は王者とにらみ合うと「キッチリとけじめはつけさせてもらったから、胸を張ってあんたの前に立てる。これは戦争、殺し合いだ。両国であんたを殺ってやる!」と不敵に通告した。