東京愚連隊興行(15日、東京・新宿フェイス)で行われた東京世界ヘビー級選手権試合は、王者MAZADA(40)がNOSAWA論外(38)を退けて初防衛に成功した。

 論外は王者の左足を効果的に攻めたが、最後は垂直落下式の正田落としに沈没。「気に入った女のコを呼んでいたから、いいところを見せたかったのに…」と敗戦の弁を述べながらも、論外の気持ちの切り替えは早かった。「次は爆破王のベルトだ。毎回『大仁田コール』を聞かされるのは頭にくるし、そろそろ決着をつけたい」と表明。爆破王・大仁田厚(57)に挑戦状を突き付けた。

 FMWマットではW★INGモンスター軍の一員として、大仁田率いるFMW軍と抗争を繰り広げている。対抗戦は全敗に終わっているが、その事実はひた隠しにして「愚連隊興行でもFMWでも超花火でもどこでもいい。タイトル戦を組め!」と邪道を脅迫した。また12月には後楽園ホールでデビュー20周年興行を開催することを発表。デビュー50周年となるミル・マスカラスの参戦も内定した。