20日に開幕する新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」。優勝決定戦(8月16日、東京・両国国技館)進出を目指し、総勢20選手がA、Bブロックに分かれ日本全国で熱闘を繰り広げるが、芸能界きってのプロレス通として知られる人気芸人・博多大吉(44)が大混戦必至のG1を徹底予想した。

【Aブロック1位=AJスタイルズ】今年は正直、AJ一本なんですよ。なのでAJが1位の予想で!

 気になる選手がいるとすれば内藤。全体的に沈みかけてるので、ここで逆転しとかないと、オカダ・中邑・棚橋の3強と差が出ちゃう。
 棚橋は…いくら大学(立命館)の先輩とはいえ、RGのことを「RGさん」と言ってる時点で僕はエースとしての自覚がないんじゃないかと(笑い)。勝つにはRGとの師弟関係を絶つことです。

 そういうことで注目カードは内藤VSAJ、飯伏VS内藤。あとは初対決の飯伏VS柴田です。

【Bブロック1位=中邑真輔】オカダ、中邑、後藤の三つどもえだと思いますが、中邑を1位に予想します。このブロックは2敗したら終わりでしょう。3人で考えた時に、オカダが後藤に足をすくわれそうな気がするんです。あとCHAOSが3人いる。同門対決になると中邑が強い気もしますね。

 注目カードはオカダVS後藤。チャンピオン対決だし気になりますね。

【優勝=AJスタイルズ】決勝の注目は中邑相手にAJがどういう入場するかですよね。テリー・ファンク以来の馬で来るとか、そのあたりから駆け引きが始まってほしい。優勝はAJ。昔はG1って外国人が出たら「どうせいい成績は…」と思ったけど、AJは期待できる。2回シングルタイトルも経験してるし。

 それにカッコいいですよね。外国人は優勝すると初ですよね。外国人が優勝してもハッピーエンドに終わる、まれなパターン。これがブロック・レスナーだったら「おいおい」ですけど(笑い)。

 G1の時期は吉本も稼ぎ時で、見に行けないんです。興行戦争ですよ。こちらはバリバリ入れて500人しか入らないですが(笑い)。