新日本プロレスのIWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカ(27)が14日、都内で「新日本プロレスマガジン G1 CLIMAX1991―2015公式ガイド」(税込み1080円、英和出版社)の発売記念イベントでサイン&握手会に出席した。

 前年度覇者として連覇を狙うオカダは「2年前にできなかったことなんで。やっぱり強いなってところを見せていきたい」と豪語。史上3人目のIWGP&G1の2冠に向け万全のコンディションをアピールした。

 そんなオカダがBブロック最大のライバルと目しているのがやはり中邑真輔(35)だ。「中邑戦が決勝を争う試合と想定? まあできればその前に決めておきたいっすけどね。最終戦が中邑さんだからこそですね」と強く意識しているようだ。

 同ブロックでは以前付け人を務めた永田との初シングル戦(8・12、後楽園)も実現する。かつては師匠のスーツケースを会場に持ってくるのを忘れ、翌日の道場でスクワット1000回の罰を受けたことも…。永田からは「試合となればもっと根に持つことをやってやろうかな」と挑発を受けている。

 だがオカダは「でもスクワット1000回余裕でできちゃいましたからね。しごきは試合でもらえるんじゃないですかね。…まあ、第3世代に興味はないですけど」と一蹴。ミスターには無関心を装いつつ、ライバルは中邑一人に絞り込んだ。