【新日・大阪城決戦】棚橋 矢野に金的返し!4か月の因縁にピリオド

2015年07月06日 16時00分

矢野(左)に“掟破り”の金的攻撃を仕掛ける棚橋

【新日・大阪城決戦(5日)】低迷が続いた棚橋弘至(38)は、天敵・矢野通(37)との約4か月におよぶ不毛な抗争にようやく終止符。エースの座奪還へ大きく前進した。

 心機一転し、戦国武将をイメージした髪形と黒を基調とした新コスチュームで臨んだ棚橋だったが、序盤は老かいな矢野のペースにハマった。コーナーマットで叩かれ、鼻に指を突っ込まれるなどファンの前で醜態をさらされた。それでもお返しとばかりに、矢野が得意とする急所攻撃から髪をつかんでの丸め込み技を見せると、最後はスリングブレイドからのハイフライフローでキッチリ決着をつけた。

「シングルがもっと早く組まれれば、ここまでかかることはなかった…」と棚橋はタメ息。2月にIWGPヘビー級王座から陥落し、再起を期した3月「NEW JAPAN CUP」では、1回戦で矢野にわずか2分47秒で丸め込まれ、ここから因縁がスタート。足を引っ張られる形で上半期のタイトル戦線から脱落した。しかも矢野には「エース」(あくまで自称)まで名乗られ、昨年度の東京スポーツ新聞社制定プロレス大賞のMVP男も面目丸潰れだった。

 それでも棚橋は「ひと区切りついたし、全部取り戻すつもりでG1にいく。G1のいいところは、チャンピオンも横一線で始まること。今の状態なら願ったりかなったり」とようやく前を向いた。輝きを取り戻した太陽が、トップ戦線に返り咲く準備を整えた。