洋央紀がIC王座V1からG1制覇シナリオ

2015年06月27日 16時00分

後藤はYOSHI-HASHI(右)に昇天・改を決め、大阪城決戦に号砲

 新日本プロレスの7月5日大阪城ホール大会で中邑真輔(35)との初防衛戦に臨むIWGPインターコンチネンタル王者・後藤洋央紀(36)が26日、防衛後の青写真を明かした。ICの絶対王者として君臨してきた中邑を退け、新時代到来を自らに義務づける後藤が真夏の祭典「G1クライマックス」(7月20日、札幌で開幕)に秘める思いとは――。

 

 後藤は大阪城決戦で前王者のリマッチを受けて立つ。「確かにICにとって中邑の存在はデカいけど、今となっては自由への足かせ。俺がこのベルトを中邑から解放してやる」と、ICの新時代到来を予告した。

 

 ただ、ICの絶対王者だった中邑の影響力は絶大。V1に成功しても、あらゆる面で王者として比較されるのは避けられない。それだけに後藤は「中邑ができなかったことは全部やりたい」と対抗心を燃やす。

 

 直後に控えるG1はその第一歩として重要な位置づけとなる。IC王者のG1制覇は王座設立の2011年から誰もなし得ていない。

 

 中邑も12、13年に王者として参戦したが、いずれも敗退。後藤はこれを達成することで、IC王者としての名声を高めるつもりだ。

 

 今年のG1ではすでに2人の標的を定めている。一人はもちろん大阪城決戦のIWGPヘビー級王座戦(王者AJスタイルズvsオカダ・カズチカ)の勝者。12年5月に後藤はIC王者としてIWGP王者(当時はオカダ)に敗れている。

 

 G1期間中に王者対決が実現すれば汚名返上のチャンスと同時に、野望に掲げる統一戦への絶好のアピールの場となる。

 

 もう一人は春の「NEW JAPAN CUP」覇者の飯伏幸太(33)だ。後藤は優勝決定戦で敗れており、雪辱の思いは忘れていない。

 

「ヘビー級王者も出るし、NJCの覇者も出る。できることなら決勝までにその2人と戦って優勝したい。借りという借りを全部返してやる」と腕をぶした。

 

 地元・三重で迎えたこの日のシリーズ開幕戦では6人タッグ戦で中邑と激突。昇天・改でチームを勝利に導いた。野望成就へ、まずはベルト死守が絶対条件だ。