元小結・海鵬が格闘技デビュー

2015年06月26日 16時00分

元小結海鵬

 大相撲の元小結海鵬(42=本名・熊谷諒至)が、7月18日に東京・両国国技館で行われる新格闘技イベント「巌流島」で格闘技デビューすることが25日、わかった。

 

 元K―1プロデューサーで、同イベントで広報部長を務める谷川貞治氏(53)が「両国で海鵬をデビューさせます。このマットでは、力士は可能性があると思いました。個人的には曙さんで『力士は弱い』というイメージをつくってしまったので、払拭させたい気持ちがあります。ウエートを続けていたので体もすごいし、オファーを出したら快諾していただいた」と明らかにした。

 

 日大相撲部から1996年初場所で初土俵を踏んだ海鵬は、投げ技を武器に活躍。幕内在位は通算49場所で三役(小結)も務めた。2010年7月に引退後は年寄「谷川」を襲名し八角部屋の部屋付き親方として活動したが、11年に角界を襲った八百長問題で、関与したとして日本相撲協会から退職勧告を受けた。一貫して関与を否定したものの、解雇処分となった。八百長問題で処分を受けた力士のプロ格闘技転向は霧の若(将軍岡本)、星風に続いて3人目。

 

 海鵬は本紙の取材に「国技館でやるし、もう1回輝く場所を見つけたいという思いがあった。ルールが相撲に有利なので、大丈夫かなと思う。盛り上がる試合をやりたい」と話した。角界を離れた後は、東京・錦糸町で加圧トレーニングジム「Bear’s Studio」を主宰している。1か月前から打撃と寝技の練習も開始しており、準備万端だ。

 

 海鵬の参戦は、27日にディファ有明で行われる「巌流島」の検証第2弾大会後にも正式発表される見込みだ。