棚橋が宣言「矢野へのリベンジが俺の梅雨明け」

2015年06月24日 16時00分

たそがれた表情を浮かべた棚橋

 新日本プロレスの棚橋弘至(38)が23日、シンガポール遠征から帰国した。大会成功に手応えを感じ取った一方で、棚橋は終生のライバル・中邑真輔(35)に水をあけられた事実を痛感…。諸悪の根源である矢野通(37)との一騎打ちに臨む7・5大阪城ホール決戦での“梅雨明け”を予告した。

 

 新日プロは20、21日にわたり同団体初のシンガポール大会を開催した。この日帰国した棚橋は「すごく盛り上がってました。(今後の)アジアの拠点になりそうでしたね。英語圏だしアメリカやカナダに近い雰囲気」と総括しつつも「相変わらず中邑人気がすごかったですけど…」とポツリ。米国遠征に続いて中邑の存在感に押され、エースとしての責任を全うしたとは言い切れないもどかしさをにじませた。

 

 さらに海外での会場人気のみならず、スポーツ誌「Number」で現在行われている「新日本プロレス総選挙」なるファン投票でも、棚橋は中邑に次ぐ2位に甘んじている。1位の選手は同誌の表紙に起用されるとあって、目立ちたがり屋の棚橋がこれを良しとするはずもない。

 

 国内外で立て続けにライバルの後塵を拝している原因は明白だ。「マット上での勢いがそのまま出ている」と痛恨の表情を浮かべる棚橋は、3月の「NEW JAPAN CUP」1回戦で矢野に不覚をとってから精彩を欠き、タイトル戦線から遠ざかった。中邑、オカダ・カズチカが王座戦線に踏みとどまる一方で、極度の低空飛行で上半期を棒に振った失態が影響していることは間違いない。

 

 となれば大阪城決戦でその元凶たる矢野への雪辱、そして巻き返しはますます急務となる。棚橋は「今年は3月からずっと梅雨入りしてますからね。光より早く梅雨入りし、かなり長引いているという…。この状況は俺のせいじゃない。悪いのは全て矢野だ」と責任転嫁しつつ、逆襲の決意新た。中邑へのジェラシーをバネに、沈んでいた太陽が大阪城で再び昇る。