「巌流島」でプロデビュー 岡倫之“新日戦士への野望”

2015年06月23日 16時00分

来年の新日デビューを目指す岡は、壮大な野望を抱く

 新格闘技イベント「巌流島」の検証第2弾大会(27日、ディファ有明)でプロデビューを果たすレスリング2012年全日本選手権フリー120キロ級王者の岡倫之(24=ブシロードクラブ)が22日、壮大な計画を明かした。来年に新日マットでのプロレスデビューを目指す岡が思い描く道のりとは――。

 

 岡はプロレス入り前に「アマ格闘技10冠王者」の公約を掲げている。実は巌流島翌日の28日にはその「8冠目」となる全日本ノーギ柔術選手権(東京・光が丘体育館)にもエントリー。超強行日程でのプロデビューとなる。「巌流島はタイトルには入らないけど、格闘技でプロデビューは目標の一つだった。連戦というのもプロレスでは言い訳にならないし、いい経験」と参戦に至った経緯を明かした。

 

 巌流島は7月18日にも両国国技館大会を予定しており「チャンスがあればぜひ出たい。両国のような舞台で勝ってこそプロレス・格闘技ファンに実力を認めてもらえる」と腕をぶす。監督の永田裕志(47)からも「暴れて来い」とエールを送られた。岡は「押し出しもあるし、場外際でドロップキックとかやったら相手は吹っ飛ぶと思う」とプロレス技投入も示唆した。

 

 プロ格闘技のリングとはいえ、岡にとっては経験を積むための通過点でしかない。「こういうところで他の選手と差をつけてセルリアンブルーのリングに上がりたい」と、目標はあくまで最強のプロレスラーになることだ。

 

 岡が新日本プロレスでデビューを目指す16年はリオ五輪が開催される。19日のレスリング全日本選抜選手権ではブシロードクラブの盟友・山口剛(26)がフリー97キロ級で優勝して世界選手権代表に決定。五輪を目指して奮闘している。岡は「剛さんは最短で五輪の切符を取ってくると思う。僕は僕のやり方で、来年をブシロードクラブにとって栄光の一年にしたい」とキッパリ。新日戦士&五輪戦士のダブル誕生の夢を抱きつつ、岡は巌流島決戦に出陣する。