天山が新日7・5大阪城でのNWA戦なしに不満

2015年06月20日 10時00分

天山はNWAの態度に怒りをブチまけた

 新日本プロレスのNWA世界ヘビー級王者・天山広吉(44)が、ベルトを管理するNWAへの不満を爆発させた。7月5日の大阪城ホール大会ではタイトルマッチが組まれず、まさかの第0試合出場に…。普段は散々ちょっかいを出すくせに、肝心の大一番に挑戦者を送り込まない団体へ三くだり半を突き付けた。

 

 新日プロが実に21年ぶりに再進出を果たす大阪城決戦は、IWGPヘビー級選手権(王者AJスタイルズvs挑戦者オカダ・カズチカ)をはじめ計6試合の王座戦がラインアップ。ところがその中にNWA王座の文字だけが見当たらない。王者・天山の名前は第0試合の10人タッグマッチに組み込まれている。オフに古傷の腰の治療に励んできた意味は何だったのか。

 

 伝統あるNWA王座だけに、適当にチャレンジャーを選ぶわけにはいかない。さすがの天山もぼうぜんとするしかなく、その怒りは当然のごとく管理団体のNWAに向けられた。

 

「まさにツームストーン…。あのNWAが刺客を送り込んでこないってことは、何か裏があるのかもしれんけど。大阪城って舞台はアイツらからしてもチャンスやろ? 本気で取り返す気があるんか?」。NWAには名物社長ブルース・サープ氏の試合介入を含め、姑息かつ卑劣な手段で何度も追い詰められてきた。にもかかわらず肝心の大阪城に挑戦者を派遣しないとは、一体どんな了見なのか。21年前の大阪城決戦時は海外武者修行で参戦できず「今回こそ」と意気込んでいた天山に対する嫌がらせならば一流の仕業だが…。

 

 唯一の救いは、防衛戦がないことで「G1クライマックス」(7月20日、札幌で開幕)に王者として出場することが決定的になったことだ。天山は「まだまだNWAの価値が高まっていないし、しょうがない部分もある。G1で王者としてしっかり制覇すれば『ああ、やっぱりNWA王者はさすがや』となるだろうしね」とキッパリ。何かと振り回される管理団体は“逆放置”し、自力でベルトの価値向上に努めるつもりだ。