2005年7月11日に死去した故・橋本真也さん(享年40)の没後10年イベント「橋本真也復活祭」(7月13日、東京・後楽園ホール)のメーンで橋本さんの長男・橋本大地(23=IGF)が永田裕志(47=新日本プロレス)と一騎打ちすることが15日、発表された。

 後見人の坂口征二氏(73)、武藤敬司(52)、蝶野正洋(51)から同イベントの総合プロデューサーに指名された大地は「オヤジがああいう性格だったので、しんみりしたものにはしたくない。明るく楽しい感じのものにする」と所信表明。永田との初対決には「武者震いがする。レスラーとして楽しみ」と拳を握った。

 一方の永田は「今の新日本なら中邑(真輔)とかが相手かと思ったが、橋本さんとの接点となると俺らの世代が最後。橋本さんの試合はリングサイドで見て勉強させてもらった。一番影響を受けている」と振り返りつつも「俺は橋本さんとはタイプは違うが、谷底に落とすようなファイトになる。それが新日本の伝統」と破壊王2世を横に不敵に通告した。

 同イベントでは天山広吉、小島聡組vs中西学、キャプテン・ニュージャパン組、獣神サンダー・ライガー、タイガーマスク組vs小松洋平、田中翔組の全3試合が行われる。そのほか、橋本さんにゆかりのある人たちによるトークショーなど、様々なイベントを計画中とのこと。“大地プロデューサー”の手腕に期待したい。